令和5年(2023年)沖縄遺骨収集奉仕活動
- 2月08日(水)糸満市役所、戦没者遺骨収集情報センターご挨拶
- 2月09日(木)松永さん他4人による摩文仁海岸線ルート調査
- 2月10日(金)摩文仁海岸線で調査・遺骨収集
- 2月11日(土)摩文仁海岸線で調査・遺骨収集
- 2月12日(日)摩文仁海岸線で調査・遺骨収集
- 2月13日(月)摩文仁海岸線で調査・遺骨収集
- 2月14日(火)摩文仁海岸線で調査・遺骨収集
- 2月15日(水)摩文仁海岸線で調査・遺骨収集
- 2月16日(木)摩文仁海岸線で調査・遺骨収集
- 2月17日(金)摩文仁海岸線で調査・遺骨収集
- 2月18日(土)慰霊巡拝第48回 金光教沖縄遺骨収集奉仕参加
- 2月19日(日)慰霊巡拝第48回 金光教沖縄遺骨収集奉仕参加
- 伝説の黄金ハブに遭遇 (^o^)
伝説の黄金ハブに遭遇 (^o^)
いや~。ビックリしました。
土の中から突然大きなハブが飛び出して来ました。危なかったです~。(^^;)
※蛇が苦手な方は閲覧注意です。
福岡さんが何時ものように、地面を睨みながらご遺骨や遺品を探しています。ハブの出現はこの後すぐです。ハブが飛び出した場所は、写真で言うと福岡さんの右腕の先辺りの地面からでした。サイト管理も福岡さんと同じ地面を見ていて、「あれっ地面が動いている」と認知した次の瞬間‥‥。
ハブが地面からいきなり飛び出して来ました~。
ハブは福岡さんの真正面に飛び出して来ました。ハブが地面から飛び出した瞬間は、写真よりも垂直に近い形でした。福岡さんと私は地面に顔を近づけていたので、思わず本能的な反射で仰け反りました。余りに顔の近くにハブが飛び出して来たからです。瞬間的にかなり慌てました~。(^^;)
写真ではシャッタースピードが遅く、ハブの顔を写し止められていませんが、私は飛び出して来たハブの目をしっかり見ました。ハブは「困った~」と言う目をしていました。漫画などでは、困った時の顔は眉毛を下げたり、目尻を下げたりして、困った~という意味合いの表現をしますよね。この時のハブの顔が正にそれで、目尻が下がり「何事なの。どうしよう~」という表情そのものでした。ハブが威嚇する為に口を開いていないというのも、その困った気持ちを表出しているのでしょう。
シュルシュルと伸び続けるハブの姿‥‥。この辺りになって、ようやく私達はハブを目の前にしているのだと認識するようになり、恐怖感が増してきました。
土中からハブの全身が現れました。ハブは太く栄養たっぷりという印象です。動きも俊敏です。今の今まで冬眠していたという雰囲気ではありません。ハブにとっては恐怖感もあるでしょうか。活動期とおなじぐらいの俊敏な動きで、シュルシュルシュルと移動していきます。
目の前に突然現れたハブは、ご覧のように黄金色と言ってもよいぐらい黄色みを帯びていますね。ネットで検索してみると、10年に一匹発現するレベルの個体らしく、大変希少なハブのようです。この黄金ハブは、遺伝的に黒の色素を作らないアルビノ(黒色色素欠乏個体)と呼ばれ、捕獲すると100万円以上の値がつくらしいですよ~。(^o^)
ハブは向きを90度変えて進み始めました。私もハブが岩陰に入るまで撮影しようと後を追いかけます。普通ならもう岩陰に入って良いはずですが、ハブはなかなか岩の中に入っていきません。ハブも冬眠場所を襲われた。即ち寝込みを襲われ、恐怖感の余り早く遠くへ逃げたい一心なのでしょうかね。
まだ岩陰に入りません。私も必死に追いかけます。(笑)
まだ岩陰に入りません。私達が遺骨収集で岩を積み上げた状態なので、隙間だらけの岩場なのにです。ハブも余程恐怖感が先走っているのでしょう。私もこれ以上の深追いは止めました。
この辺りは私達は遺骨収集してないので、岩と岩の隙間は少ないですから、ハブも隠れる場所が見つからないようです。
ようやく岩陰に入っていきました。私も何故かホッとしました。(^o^)
ハブが飛び出して来た場所ですが、飛び出した瞬間の写真から判別すると、写真中央の場所からであるのが解ります。この場所は私達が遺骨収集で、40cmから50cmぐらいは掘ったと思いますね。ハブは何処から土中に入ったのか解りませんが、こんなに深い土中で冬眠するのですね。
福岡さんと私は、「傷つけないで良かったね~」と、合い言葉のように安堵感を共有しました。
以上、珍しい黄金ハブとの遭遇場面をご紹介しました~。(^o^)